石鎚山 愛媛県
標高1982m
2005年10月
10歳
 
 早朝、久万高原の貸しコテージを出て、田舎の風景を愉しみながら石鎚山スカイラインに向かう。昔の料金所が寂しく残っている。

 対向車に注意しながらスカイラインをどんどん登って行く。突然、土小屋のトイレ付き広い駐車場に出る。トイレを済ませ、国民宿舎入り口付近にある駐車スペースに車をとめる。

 時折、雨が落ちてくるあいにくの天気。レインウエアーとスパッツを付けて出発。

 国民宿舎の横を通り登山道へ入る。しっかりした登山道だ。雨のためか、幾筋かの滝状になった流れを見ながら進む。ガスがソフトフォーカスをかけてくれて厳粛な雰囲気を漂わせている。さすが、霊山。

 鳥居が見える。成就神社からの登山道との合流点(二ノ鎖小屋)だ。岳史と私は鎖場へ、カミさんは安全第一で迂回路へ向かう。

 ぶっとい鎖が遙か上まで続いている。途中、オーバーハング気味の所もある。しかも、雨で濡れている。ちょっと躊躇するが、岳史は果敢に挑戦するモードに入
   
恐怖の鎖場 石鎚山
 

いアドバイスをする父。

 二ノ鎖場を登りきった岳史を見ると、目がちょっと潤んでいる。かなりの恐怖心と戦ったようだ。

 その先にある短い鎖場をなんなくクリアすると目の前に三ノ鎖場が現れる。その鎖場を見上げながら、なぜか笑うことしかできない親子。安全第一で迂回ルートに入り頂上へ。鎖場の上で待っていたカミさんは、なかなか来ないので心配していたらしい。

 残念ながらガスで天狗岳は見えない。昼食を取りながらガスを晴れるのを待ったが、残念。下山に入る。下山後、鳥取の大山の登山口までの大移動。愛媛から鳥取、遠い道のりだ。
 
っている。鎖を頼りに登り始める。岳史は、途中、鎖の足場と岩の足場が合わなくて苦戦している。

 オーバーハング気味のところでは、「お父さん、足がガタガタ震えている」と、山登りで初めての恐怖を感じているようだ。

 「登りきるしか道はない。」とやや突き放すような冷た