荒島岳 福井県
標高1524m
2006年5月
10歳
 
 春となり、今年初めての百名山登山。岳史にとっては20座目の挑戦となる記念すべき山を荒島岳にする。

 5月というのに、九頭竜湖のまわりは桜が満開。山陰にはまだ雪が残っている。今年の豪雪を物語っている。

 和泉村を通り越し、勝原スキー場の駐車場に車を置き、そこからのスタートとなる。一番最初の難所は、このスキー場である。スキー場は滑るために作ってあり、登るための配慮は何一つされていない。

 樹木もないガレ場を淡々と登る。意外と傾斜はきつい。リフト終点地点までは、ひたすら我慢の登りだ。

 リフト終点地点からは、やっと登山道らしくなりブナ林の中を進むようになる。道の両側にはイワウチワが咲き誇っている。ショウジョウバカマも時折顔を見せる。

 しゃくなげ平の手前30分ほどの所から雪がつきはじめる。雪に足をとられながらしゃくなげ平まで進む。久しぶりの登山と雪のため思うようにペースが上がらない。しゃくなげ平で昼食にして大休止を取る。
 
 ここからは、アイゼンを装着しての登山とする。
   
イワウチワと残雪の荒島岳
 

 頂上での一時を満喫したところで下山に入る。雪面の下りはでこぼこが少なく比較的楽に下れるはずであったが、さすがにこの時期の雪はザラメ状でアイゼンがあまり効かない。スリップしそうな時踏ん張るため意外と足への負担が大きい。

 雪が途切れるところまで一気に降りたが、2人とも足がパンパン状態。ここでちょっと休憩をとる。

 アイゼンを外し、雪がなくなった登山道を淡々と降りていく。やはり、今までの足の負担のせいか思うようにペースが上がらない。そして、最後のとどめのスキー場。

 駐車場に着いた時には、ヨレヨレ状態。本当はこの後、恵那山の登山口まで移動し、明日「恵那山」の登ろうという計画であったが、「温泉に入って帰ろう」という軟弱路線で2人の意見が一致。帰路につく。
 まだ、3つ程ピークを越さないと頂上にはたどり着けない。最後の雪面を登りきりやっと頂上。

 頂上からは360度のパノラマが楽しめる。上から下界をみると、山からの川の両側に田んぼが広がり、その所々に民家が建っている。

 昔の人々は自然の恩恵のなかで生きてきたことがよくわかる。