身近な素材で季節を楽しもう!「ぷちコム」2003年12月掲載
皆さんは、12月に入ると、なぜか慌ただしく時が過ぎていくように感じませんか?子どもだった頃は、「冬休みだ!」「クリスマスだ!」「お正月だ!」で、「もういくつ寝ると・・・」の童謡のように、毎日、わくわくしながら過ごしたような気がしますが、いつの間にか雑多に追われる日々を過ごすようになってしまいました。そんな時こそお子さんと、年末年始のイベントを楽しんでしまいましょう。

先ずは、クリスマス。日本では宗教的に関係なくても楽しんでしまおうという有り難い国民性のおかげで年間の一大イベントの一つとして君臨しています。商業ベースに乗らずに、身近な素材を利用してクリスマス気分を楽しんでみましょう。

松の木のある公園や神社で「まつぼっくり」を拾ってきます。この「まつぼっくり」拾いをやってみると意外と楽しいものです。自分のイメージに合った立派で大きな「まつぼっくり」はなかなか見つかりません。それだけに、見つけた時の喜びは童心に戻って嬉しいものです。子どもも夢中になって探します。そして、自然に松の特徴を覚えていきます。樹木に対する興味も出てくるでしょう。

使用する数だけ集めたら、水洗いして汚れを落とします。すると、あら不思議!開いていた傘が閉じていきます。天日で乾燥させれば、また元のように開きます。

乾燥した「まつぼっくり」にスプレーの塗料で色付けします。緑・銀・金などクリマスカラーで色付けすれば、もう立派なクリスマスツリーです。そこにビーズなど木工ボンドで飾りつければ出来上がり。木の輪切りが入手できれば、それを台にして幾つかの「まつぼっくりツリー」をセンス良くレイアウトすることで、世界に一つしかない素敵なクリスマスオブジェになることでしょう。

次に、お正月用リースを紹介します。リース=クリスマス・西洋という感覚を見事に打ち砕く和風リースです。用意するものは、
ベースとなる丸形餅網、5
mm幅赤色サテンリボン、飾りに松、山帰来(さんきら)の実、でんでん太鼓、飾り羽根などちょっと正月を感じる和風のものを選びます。松や山帰来の実は、東海自然歩道などちょっとした山道でも十分見つかります。山帰来は、山芋のようにツル状の植物で実は赤いのですぐわかります。

作り方は写真を見ていただければ想像がつくかと思いますが、餅網の周りに赤いリボンを斜めにかけて右上で結びます。後は飾りをセンスよくレイアウトしてワイヤーで止めます正月の雰囲気が感じられれば出来上がりです。


正月の代表的な遊び「凧揚げ」の「凧」を作ってみましょう。さあ、お父さんの出番ですよ。普通の凧でもいいのですがどうせ作るなら子どもがビックリするような「鳥型ビニール凧」「立体凧」を紹介しましょう。

まず鳥型ビニール凧ですが、
作り方は
http://www.jungle.or.jp/mi-child/tukuru6.html
参考にして作ってください。

少々寸法図が曖昧ですが、適当に合わせれば大丈夫です。意外とやっかいなのは、ビニール袋を切る時です。ずれないようにピンなどでダンボール上に止め、よく切れるカッターで切り抜く方法が無難かと思います。上げる時のポイントは、本体に付ける3本の糸の角度です。角度を調整しながら一番安定して上がるポイントを見つけてください。風があれば、走り回らなくても風の力だけで十分に上がります。

立体凧は、気合いを入れないと簡単にはできません。子どもというよりは、大人の凧遊びの領域に入るでしょう。インターネットで「立体凧」の検索をかければいろいろ紹介されています。立体のものが空に舞い上がる姿は子どもにとって衝撃的だと思います。器用で根気のあるお父さん是非挑戦してみてください。苦労しただけのことはある凧ですよ。

気忙しい12月ですが、子どもと季節を感じる事してみませんか?自分が子どもの頃、よく遊んだ昔遊びなど今の子どもにとってはきっと新鮮に感じるのではないでしょうか?